HOME商品一覧電解還元水生成器(管理医療器具)サナス SANAS KS-50EX TYH-303
還元水 ⁄ 浄水 ⁄ 酸性水 ⁄ 強酸性水 ⁄ 強還元水 5つの水を用途に合わせてお使い頂けます。
<表2>酸性電解水(次亜塩素酸水)の殺菌活性
微生物・ウイルス | 次亜塩素酸水 (40ppm) | 次亜塩素酸Na (1,000ppm) | |
---|---|---|---|
グラム陽性菌 | 黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus) | ◎(10秒) | ◎(10秒) |
MRSA (メチシリン耐性ブドウ球菌) | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
セレウス菌 (Bacillus cereus) | △(3〜5分) | △(3〜5分) | |
結核菌 (Mycobacterium tuberculosis) | △(2.5分) | ▲(30分) | |
その他の抗酸菌 | △(1〜2.5分) | ▲(2.5〜30分) | |
グラム陰性菌 | サルモネラ菌 (Salmonella Enteritidis) | ◎(10秒) | ◎(10秒) |
腸炎ビブリオ菌 (Vibrio parahaemolyticus) | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
腸管出血性大腸菌 (Escherichia coli O157:H7) | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
カンピロバクター菌 (Campylobacter jejuni) | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
緑膿菌 (Pseudomonas aeruginosa) | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
ウイルス | ノロウイルス (ネコカリシウイルス) | ◎ | ○ |
インフルエンザウイルス (2009年新型含む) | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
エンテロウイルス | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
ヘルペスウイルス | ◎(10秒) | ◎(10秒) | |
真菌 | カンジダ (Candida albicans) | ◎(10秒) | ◎(10秒) |
黒カビ (アスペルギルス; Aspergillus niger) | △(5分) | ×(120分) | |
青カビ (ペニシリウム; Penicillium cyclopium) | △(5分) | ×(120分) |
殺菌効果または不活化効果: ◎(即効)>○>△>▲>×(無効)
引用 :
特定農薬とは、その原材料に照らして農作物等、人畜及び水産動植物に害を及ぼす恐れがないことが明らかなものとして農林水産大臣及び環境大臣が指定する農薬を指します。 平成26年3月に次亜塩素酸水(塩酸又は塩化カリウム水溶液を電解して得られるものに限る)が特定農薬(散布用殺菌剤)に指定されました。
具体的には、pH6.5以下で有効塩素濃度10〜60mg/kgの規格で、
[1] 0.2%以下の塩化カリウム(KCl)水溶液(純度99%以上のKClを飲用適の水に溶解したもの)を有隔膜電解槽で電解して陽極側から得られるものと、
[2]
2〜6%塩酸を無隔膜電解槽で電解し、飲用適の水で希釈して得られるもの、
の2種類があります。
キュウリのうどんこ病とイチゴの灰色かび病に対する薬効が認められています。
0.2%以下の塩化ナトリウム(NaCl)水溶液を陽極と陰極が隔膜で仕切られた二室型あるいは三室型の電解槽内で電解し、陽極側において生じる次亜塩素酸(有効塩素濃度20〜60ppm)を主生成分とするpH2.7以下の電解水を強酸性電解水(強酸性次亜塩素酸水)と言います。
同時に陰極側において生成される強アルカリ性(pH11〜11.5)の電解水を強アルカリ性電解水と言います。
強酸性電解水生成装置は個別に薬事認可申請がおこなわれ、これまでに下記の用途を目的とした装置が医療用具(薬事法改正に伴い、医療機器製造販売承認)として認可されています: 1996年「手指洗浄消毒」、1997年「内視鏡洗浄消毒」。また、強酸性電解水は2002年に強酸性次亜塩素酸水という名称で食品添加物に指定されました。
<表2>に示すように、強酸性電解水(有効塩素40ppm)は高濃度(1,000ppm)の次亜塩素酸ナトリウムに匹敵する抗菌・抗ウイルス活性(高いノロウイルス不活性化活性も示す)を示します。これは、殺菌因子である次亜塩素酸(HClO)の存在率が、強酸性電解水では約90%であるのに対し、次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性なので5%以下に留まり、95%以上が活性の微弱な次亜塩素酸イオン(OCl-)として存在するためです。ただし、次亜塩素酸は有機物と容易に反応するので、有機物が多いと強酸性電解水の殺菌力は著しく低下します。このことを克服するために、油脂やタンパク質の除去効果が高いことが明らかとなった強アルカリ性電解水で殺菌対象をまず処理してから、強酸性電解水で処理する方法が有効な方法として採用されています。
安全性に関しては[図1]に示す各種の試験が行われ、高い安全性が確認されています。発がん性物質であるトリハロメタンや臭素酸のレベルは水道水基準内であることがわかっています。