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ファーストニード XL / トラベルピュア / シーガルフォーライフラインセット
コンパクトで軽量のファーストニードXL。抜群の浄水能力を発揮する浄化媒体ストラクチャードマトリックスを採用。除去能力試験をクリアした安全な浄化水が作れます。
丈夫なハードケースタイプ、災害時にも安心のトラベルピュア。国連平和維持軍や欧米の陸軍、各国の災害救援時など、世界中のさまざまな場面で利用されています。付属のキャリングバッグで持ち運びも便利です。
安全性、機能性、タフさ、どれをとっても申し分のないシーガルフォーX-1DEに災害時に活躍するポンプ、その他必須アイテムをワンセットにした災害用ライフラインセット。普段はキッチンで活躍し、いざと言うときには頑丈なケースで一式持ち運ぶことができます。セット内容については [ 災害用ライフラインセット 内容 ] をご確認下さい。
ファーストニードXLの放射性物質試験結果です。
放射性ヨウ素 | セシウム-134 | セシウム-137 | セシウム-134&137 | |
原水 1L時 | 10 > | 19 | 12 | 31 |
浄水 1L時 | ND | ND | ND | ND |
原水 50L時 | 10 > | 19 | 13 | 32 |
浄水 50L時 | ND | ND | ND | ND |
注1) 測定単位は、すべて Bq/kg
注2) 検出限界はすべて 1Bq/kg
注3) 福島県南相馬市・高倉ダムからの用水を採取
注4) ND = Not Detected (不検出)の略
注5) 検査機関 : 同位体研究所 結果報告日 : 2011年5月4日
注6) 2011年5月1日採取。翌日同位体研究所に持ち込み検査
検査機関名 | 項目(使用商品) |
---|---|
米国陸軍病理学調査開発研究所(米・メリーランド州) | パイロゲン発熱体の除去・・・戦地における注射用水確保の為の試験(ファーストニード) |
ウィスコンシン大学/マジソン校 食品調査研究所(米) | カンピロバクダージュジュニ、エルシニアエンテロコリチカ、リスチリアモノサイトグネス除去(シーガルフォー) |
コロラド州立大学/獣医学・生物医学サイエンス学部・病理学科(米・コロラド州) | ランブル鞭毛虫(スパーク・エル・ピュア・アクアポリッシュ) |
ジアージアシスト除去(シーガルフォー) | |
マイアミ大学/フィールド疫学調査チーム(米・フロリダ州) | エヴァグレーズ湿地帯の池水及び井戸水からの細菌除去(ファーストニード) |
ヴィラノバ大学/生物医学研究所(米・ペンシルベニア州) | EPA基準による大腸菌・サルモネラ菌除去(X-1) |
ゼネラル・ユーティリティー・プロジェクト社(英) | テムズ川河川から水からの大腸菌・色度・濁度除去(水道水71リットル通水後のカートリッジ) |
ローマ市保険課 | 細菌6種の除去(ファーストニード) |
パヴィア大学(イタリア) | 大腸菌・サルモネラ菌除去(シーガルフォー) |
パスツール研究所(仏) | 緑膿菌・ネズミチフス菌・大腸菌K88・大腸菌K99・黄色ブドウ球菌・悪臭連鎖菌・オガワコレラ菌・イナバコレラ菌除去(シーガルフォー) |
検査機関名 | 項目(使用商品) |
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ナショナル・テスティング・ラボラトリーズ社(米・オハイオ州) | ANSIテーブルF1、NSF基準53に基づく2,4−D・2,4,5−T(シルベックス)除去(X−1) |
ANSIテーブルF1、NSF基準53に基づくTCE(トリクロロエチレン)、PCE(テトラクロロエチレン)、1,4−ジクロロベンゼン除去(X−1) | |
ANSIテーブルF1、NSF基準53に基づく摘出試験23項目(X−1) | |
ウィスコンシン州/産業・労働・人間関係・安全・建物課(米・ウィスコンシン州) | 週報145条及び160条、行政規約ILHR第82〜84章に準じた水処理装置としての認証書取得時のTCE(トリクロロエチレン)除去(X−1) |
週報145条及び160条、行政規約ILHR第82〜84章に準じた水処理装置としての認証書取得時のTCE(トリクロロエチレン)、アルディカーブ、1,2−ジブロモエタン除去(X−1) | |
週報145条及び160条、行政規約ILHR第82〜84章に準じた水処理装置としての認証書取得時の1,2−ジブロモエタン、アルディカーブ、除去(X−1) | |
タイ&ボンド社(米・マサチューセッツ州) | エチレンジブロマイド(EDB)、テミック(アルディカーブ)除去(シーガルフォー) |
ベッツ・コンバース・マードック社(米・ペンジルバニア州) | トリクロロエチレン(TCE)除去(X−1) |
東日本大震災での
被災者並びにそのご家族様 心よりお見舞い申し上げます。
1995年1月17日、神戸、淡路島を直撃した阪神大震災。
TV、ラジオを通じて刻々と伝えられる被災地の惨状は、ただ目を覆うばかり。特に飲料水の不足は悲惨でした。
このニュースを聞いて、冷静沈着に給水ボランティアに駆けつけたシーガルフォー販売アソシエイトをご紹介しましょう。業務用厨房機器メーカーの販売会社「タニコー福島販売(株)」の須田利昭社長と同社のサービス会社「(株)テスコ」の佐藤敏郎さんがその方。今回活躍したのは「シーガルフォーX-6」2台を搭載した浄水装置。須田さんは数年前から緊急災害時向けにこの装置を開発していました。「飲料水が壊滅と聞いて、すぐに行かなければ、と思いました。いちばん得意な分野でお役に立たなければ、と思ったのです」地震直後の二日間、日本赤十字社兵庫県支部などと連絡をとり、情報収集、準備につとめました。19日午後7時郡山を出発した二人は、東京のゼネラルエコロジーオブジャパンに寄って、カートリッジの補給を受けた後、日本赤十字社大阪府支部に向かいました。日赤大阪府支部で災害救援登録後、神戸市街地図、現地の事情説明などを受けて、被災地に到着したのは20日午後8時、灯はなく真っ暗です。車のライトを頼りに日赤兵庫支部、神戸市災害対策本部などを廻って、最終的に給水援助活動を行ったのは、新神戸駅前公園にある親水施設「ふれあいの泉」前。飲料水でないと明記してある湧水から取水して給水活動を開始したのは午後10時半をまわっていました。
浄水装置の前には水を求める被災者の方の行列ができ、当日の浄水活動が終わったのは深夜の2時過ぎ。水を汲み上げる発電機の燃料切れで、給水活動は23日午前7時半に終了しました。この4日間の救援活動での給水量は約110トン、20リットルポリタンクで換算すると5500世帯分の飲料水を救援したことになります。